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【花粉症2026】早めの対策を! ガイドライン推奨の「初期療法」のススメ
こんにちは。北條医院の院長です。
1月も半ばを過ぎ、少しずつ日差しに春の気配を感じる日が出てきました。それと同時に、敏感な方はそろそろ「目のかゆみ」や「鼻のムズムズ」を感じ始めているのではないでしょうか。
今回は、最新の診療ガイドラインでも推奨されている「花粉症の初期療法」についてお話しします。
1. 症状が出る前、または「出始め」に受診するメリット
多くの人は、鼻水が止まらなくなってから慌てて受診されます。しかし、鼻アレルギー診療ガイドライン2024では、花粉が飛び始める直前、あるいは症状が少し出始めた時期に治療を開始する「初期療法」が推奨されています。
- 症状を軽く済ませる: 粘膜がひどい炎症を起こす前に薬を使い始めることで、シーズン中のピーク時の症状を大幅に抑えることができます。
- 薬の量を減らせる: 早く対策をすれば、結果として強い薬を使わずに済んだり、服用期間を短縮できたりします。
2. なぜ「循環器内科」で花粉症を診るのか?
「花粉症は耳鼻科では?」と思われるかもしれません。しかし、当院のようなかかりつけの循環器内科で治療することには、大切な意味があります。
- 心臓への負担を減らす: ひどい鼻詰まりは睡眠の質を下げ、血圧を上げ、心臓へのストレスになります。また、激しいくしゃみの連続は思いのほか体力を消耗させます。
- 薬の飲み合わせの確認: 高血圧や心臓病の薬を飲んでいる方は、市販の花粉症薬に含まれる成分によって、血圧が上がったり脈が乱れたりすることがあります。当院では、いま飲んでいるお薬との相性を考えた、安全な処方が可能です。
3. 2026年の花粉対策、いつから始める?
例年、前橋周辺では2月上旬から中旬にかけてスギ花粉が飛び始めます。 ガイドラインに沿った最適なタイミングは、まさに「今(1月後半〜2月頭)」です。
「まだ薬を飲むほどじゃないかな」と思う時期こそ、実は一番の始めどきです。
おわりに
花粉症は単なる鼻の病気ではなく、生活の質(QOL)を大きく下げる全身疾患です。 「今年は楽に過ごしたい」という方は、ぜひ次回の定期受診の際、あるいはお早めにご相談ください。
当院では3歳以上のお子さまの診療も行っております。親子で早めの花粉対策をして、穏やかな春を迎えましょう。
