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小児科

PEDIATRICS

小児科の診療について

風邪や感染症、アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎などのアレルギー性疾患、皮膚のトラブル、長く続く腹痛など、お子様のあらゆる症状に対して診療いたします。
何か気になることがございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。入院や特別な診療が必要な際は、より専門性の高い総合病院や大学病院のご紹介も可能です。

小児科の対象年齢について

小児科専門医は高齢のため退職いたしました。
現在小児の診療は3歳以上の方、あるいは3歳未満でも当院にかかったことのある方のみの対応とさせていただいております。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

お子様に多い疾患

手足口病

手足口病は夏の間に見られる風邪の1つで、手足や口内に特有の水疱が現れます。
発症の原因は生後6か月前後、4歳~5歳頃のに感染しやすいウイルス(コクサッキーA6, A16, エンテロ71)によるものです。
感染経路としては、咳や唾液の飛沫感染、水疱や便に含まれるウイルスによる経口感染などが考えられます。潜伏期間は3日~5日であり、発症直後は手足やお口まわりに赤みを帯びた小さな水疱が複数現れます。
また、発熱も伴うケースもあり、1日~2日程度で熱は下がります。吐き気や下痢などの症状にも注意しましょう。

溶連菌感染症

溶連菌感染症とは、喉の痛みや高熱などの症状が特徴的な感染症です。主な原因は溶結性連鎖球菌および通称溶連菌です。A群・B群・C群・G群といった多くの種類がありますが、大部分の症状を起こすのはA群です。

重症化により、心臓に悪影響を及ぼすリウマチ熱や急性糸球体腎炎を引き起こすリスクが高まるなど、喉の痛みを過小評価せずに医療機関での適切な診療が必要です。

急性扁桃炎

急性扁桃腺を発症すると、喉の痛みからはじまり、発熱、頭痛や関節痛などの症状も現れます。また、首周辺のリンパが腫れるケースもあります。重症化により、唾液を飲み込むこともつらくなり、食事自体も困難になる可能性もあります。

診断時は扁桃腺は赤く腫れ上がっており、白い膿の斑点や扁桃腺全体が膿に覆われて白くみえる症例も少なくありません。

プール熱(咽頭結膜熱)

プール熱(別名咽頭結膜熱)とは、アデノウイルスへの感染が主な原因です。39℃~40℃の高熱が4日~5日程度続き、喉の強い痛みや扁桃腺の炎症、目の赤みや目やになども特徴的な症状です。また、頭痛や吐き気、腹痛、下痢を伴うこともあります。

感染経路は目や鼻、口などの粘膜です。プールを利用する夏季において、学童の間での感染が多く、「プール熱」という名前が付きました。ただし、プール以外でも感染する可能性を考慮しなければなりません。夏の初めに多発しますが、季節に関係なく冬にも流行するなど、季節性は関係ないのが現状です。

ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは特に乳幼児での発症が多い夏風邪です。主な感染経路は、ウイルスの飛沫であり、急に38℃~40℃の高熱出たり、喉の奥に小さな水疱が現れたりします。

重症化により、唾液を飲み込めなくなるほど強い痛みを伴う恐れがあります。高熱は3日程度で治まり、多くは1週間ほどで症状も改善していきます。

アレルギー性疾患

アレルギーの原因は、体の免疫機能が過剰に反応することです。アレルギーに関する症状や種類(アレルゲン)は多岐にわたり、患者様やご家族の生活に大きな支障をきたす可能性もあります。
当院ではさまざまなアレルギー性疾患に対応し、一人ひとりの症例に適した治療を一緒に考えてまいりますので、どうぞ安心してご相談ください。

代表的なアレルギー疾患

  • アトピー性皮膚炎
  • 気管支喘息
  • アレルギー性鼻炎・花粉症
  • 食物アレルギー