ドキンとする動悸、放置して大丈夫?循環器専門医が教える「受診すべきサイン」と安心のポイント
こんにちは。北條医院院長の北條義明です。
外来診療をしていると、動悸がするけれど、病院に行くほどではないかも、と悩まれている方が多くいらっしゃいます。
実は、動機の原因はストレスから深刻な心臓の病気まで多岐に渡ります。
今回はどのような動悸なら安心で、どのような場合に早めの受診が必要なのか、解説します。
1.その動悸、心配ないもの?それとも危険?
動悸には、大きく分けて「様子を見て良いもの」と「専門医の検査が必要なもの」があります。
様子を見て良いことが多いケース
・運動した後にどきどきする
・人前で話すなど、緊張した時に感じる動悸
・コーヒーの飲み過ぎや、寝不足の時に感じる動悸
これらの場合は生理的に脈が速くなったり、動悸を感じているだけで異常というわけではありませんので、様子を見ても特に問題はないものがほとんどです。ただし、運動後時間が経っても動悸が続いたり、緊張する場面ではなくても動悸が続いてしまうなどの場合は一度専門医を受診することをおすすめします。
早めに循環器内科を受診すべきケース
・安静にしているのに、突然脈が速くなる
・脈がバラバラに打つ感じがする
・動悸と一緒に「めまい」や「胸の痛み」、「血の気が引く感じ」がある
・階段を登るだけで息が切れる
このようなケースは、重大な病気である可能性もあるため、早めに循環器内科を受診しましょう。
特に「めまい」や「胸の痛み」、「血の気が引く感じ」を伴うものは命に係わる不整脈の可能性もありますので、早期に受診しましょう。
2.循環器専門医だからできること
当院では、動悸の原因を調べるために、以下のような検査を行っています。
・心電図検査:その時の脈の乱れや胸の痛みの原因を確認します。
・心エコー検査:心臓の動きや形に異常がないか、詳しく調べます。
・ホルター心電図(24時間心電図):「病院にいるときは症状が出ない」という方のために、日常生活の中での脈を記録します。
そのほか必要に応じて、レントゲン検査や血液検査などを行います。
特に「不整脈」は、放っておくと脳梗塞などの原因になるものもありますが、適切に管理すれば怖くないものがほとんどです。適切な診断が重要になりますので、気になる方は専門医に受診をお勧めします。
3.「なんでも相談できる」かかりつけ医として
当院は循環器専門医のクリニックですが、同時にお子様からご高齢の方まで通われる「町の診療所」でもあります。
「動悸がするけれど、これくらいで専門医にかかっていいのかな?」そう迷う必要はありません。
検査をして「異常なし」とわかることも、立派な治療の一つです。安心することで症状が軽くなる方もたくさんいらっしゃいます。
4.終わりに
動悸や胸の違和感は、心臓からの小さなサインかもしれません。少しでも不安を感じたら、まずは一度お気軽にご相談ください。当院では待ち時間短縮のため、初診WEB受付も行なっております。どうぞご利用ください。
